Corel Painter IX コーレルペインター９ - ヒントとチュートリアル


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Tips

レイヤを表示する、固定する

レイヤーを表示する

レイヤーの表示設定を変更することにより、書類ウィンドウ内のイメージの表示を制御することができます。この機能は、イメージの合成や効果の適用の際に便利です。任意のレイヤーを 1 つ隠すことにより、その下にあるレイヤーを見やすくすることができます。また、Web で使用する場合を想定して、1 枚のイメージをもとに、その状態を変化させたものを複数作成し、「ロールオーバー」効果を作成することもできます。

特定のイメージを変化させたものを複数作成するには、レイヤーの表示設定を使用します。

1つ目の図では、背景を含むレイヤーが非表示に設定されています。2つ目の図では、背景を含むレイヤーが表示されています。

レイヤーの印刷時や特定のファイル形式での保存時には、レイヤーの表示設定はアクティブな状態のままです。つまり、非表示に設定されているレイヤーのコンテンツは印刷・保存されません。ただし、RIF および PSD ファイル形式で保存した場合は、非表示のレイヤーも書類の一部として維持されます。

レイヤーまたはキャンバスの表示/非表示を切り替えるには

[レイヤー] パレットで、レイヤー名またはキャンバスの隣にある「目」のアイコンをクリックします。

目が閉じていると、レイヤーは書類ウィンドウ内に表示されません。目が開いていると、レイヤーは書類ウィンドウ内に表示されます。

[レイヤー] パレットで「目」のアイコン上をドラッグすると、複数のレイヤーを同時に表示/非表示にすることができます。ドラッグを開始した最初の「目」のアイコンの状態により、後のレイヤーが表示されるか、非表示されるかが決まります。たとえば、非表示のレイヤーからドラッグを開始し、表示/非表示が混ざったレイヤーの上をドラッグすると、ドラッグしたレイヤーがすべて表示されます。

レイヤーをキャンバスにマージする

レイヤーまたはグループを固定すると、その構成要素がキャンバスに合成されます。いったんレイヤーを固定すると、レイヤーとしてキャンバスからアクセスすることはできなくなります。特定のレイヤーを固定したり、すべてのレイヤーを一度に固定することもできます。レイヤーを固定するときに、レイヤーコンテンツに基づいた選択範囲を作成できます。そのレイヤーにレイヤーマスクがある場合は、そのマスクを使用して選択範囲を作成します。

レイヤーを固定するには

目的	操作内容
特定のレイヤーを固定する	[レイヤー] パレットで、固定したいレイヤー (またはグループ) を選択し、以下のいずれかの操作を行います。 [レイヤーコマンド] ボタンをクリックし、[固定] を選択する。パレットのメニュー矢印をクリックして、[固定] を選択する。
すべてのレイヤーを固定する	[レイヤー] パレットのメニュー矢印をクリックし、[全て固定] を選択します。
レイヤーを固定して、その選択範囲を作成する	[レイヤー] パレットのメニュー矢印をクリックし、[固定して選択] を選択します。

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